音大生の頃、よく練習て使っていた部屋の向かいの部屋がコンピューターミュージックの作曲家の先生の部屋だった。どうやら楽譜はパソコンで作るらしいと聞いてとても興味を持った。一つ上のトロンボーンの先輩がいち早く導入してFinaleを始めた。ぼくは、その先輩に倣ってMacでも最も安い機種のパフォーマーというのを購入してFinaleを始めた。
管打楽器科で2番目ということかな。大学の編曲の授業でパソコンで作った楽譜を持っていったら驚かれた。
困ったことがあったら先輩に聞いた。先輩はいつでも優しく教えてくれた。
「いろいろ聞いてすみません」とか言うと「俺も人に聞いて覚えてきたから。お前もそうしてやるんだぞ」と言われて、これは今でも自分の姿勢にしている。Finale教えた人、たくさんいる。恩返し。
3分の吹奏楽の編曲をして、「パート譜作ってね、ポチっと」とやると、当時のパソコンのスペックでは2時間かかった。2時間で完成していれば良いけど、2時間、散歩して帰ってくると、画面に爆弾マークが出ていることがしょっちゅうあった。プリントアウトも同じ感じで2時間かけて、パート譜がプリントされるか、もしくは、止まっているかという感じだった。
それから、ショートカットを使いまくって、千手観音のように楽譜が入力できるようになった。あるアップデートでジャズフォントが継承されなかったのが、痛恨だった。ジャズフォント命だったから。新しいバージョンで開くと、へんなことになっていて随分マイッタ。今でもマイっている。
音源の再生がいわゆるMIDI音源でなく、ひとつひとつ生音をインストールするようになってから、ずいぶんと再生時のエラーが起こるようになった。トラブルの原因がどこにあるかわからず、往生すること多数。
それでも、Finaleが好きですぐに最新版のものをインストールしてきた。
ヤマハのソフトに移行すると言っているけど、もう1波乱あるような気がしている。

