尾張吹奏楽祭

この地域の高校が集まって1日かけて発表をするというイベント「尾張吹奏楽祭」の2日目にゲストとして呼んでいただきました。イベント自体は朝からやっているのだけど、自分たちの出番は最後ということで、お昼ごろに会場に入りました。
いろんな人が楽屋に遊びに来てくれて。また、隙を見て高校生さんたちの演奏聴いたりしてゆったりと過ごしました。その中でもやっぱり自分の母校の演奏は気になるもので。ステージ袖で聞かせてもらいました。自分のときは、全員で30人にも満たなかったと思うのだけど。倍近くはいるんじゃないかなあ。あの、古そうに見えるチューバは当然、自分の時の新品の楽器なんだろうな。とか、当時の音楽準備室の様子とか。ぼくは早いうちから音大への進学を決めていたので隙があると、他の人たちが自主勉強をするような時間には音楽準備室に籠ってピアノ弾いたりしてたのです。ああ、いろんな思いが入り混じっておりました。

自分たちの出番は、スペインと宝島。難曲をピックアップしてきましたねえ。そして、宝島は、バリチューから始まるバージョン。いつもあまり目立つことのないユーフォチューバのみなさんに、ステージの前面にズラーッと並んでもらいました。圧巻!

バリチューから始まり、途中でバンド全員が入ってくるアレンジにしたのですが、普段はサックスやトランペット、トロンボーンが担当している目立つ部分をぜんぶ、ユーフォチューバでもらいました。しかも、暗譜でばっちり決まりました。やったね!

終演後はユーフォチューバの学生さんと写真撮影大会。そんなこんなをしていたら、母校の先生がやってきて「一緒に写真撮ってください」と。というわけで、後輩のみなさんと写真を撮りました。ああ、感激。みんな目がキラキラしていて。そう、その吸い込まれるような目つきは、何かに夢中で取り組んでる目ですね。嬉しかった。