チキチキ富山旅行2/3

シーズンオフの温泉街は、朝ごはんを探すのから苦戦。
喫茶店でモーニングという、いかにも名古屋的な朝ごはんから始まりました。
魚津の水族館。とても良い。大げさでなく、手作りなアイデア、心配りが散りばめられている。しおらしい水族館だ。

ホタルイカミュージアム。これは、いぜん秋に、仕事の空き時間に、一人で来て見たことがあるのだけど、オフシーズンでホタルイカはおらず。ただ、ホタルイカの勉強をしてお土産買って帰ったのでした。
それが、今回はまだ序盤とはいえ、ホタルイカ漁シーズン!
なんと、お土産屋さんから違っておりまして、ホタルイカの刺身、ホタルイカのしゃぶしゃぶなど、初めて見るものたくさんあって興奮。ホタルイカのしゃぶしゃぶに挑戦しました。「内臓に火が通るまで40秒」という指示でした。お馴染みの沖漬けの方が、味が濃くておいしい気がしたけど、いや、そんなことはない、これはこれでいい。ただ、あまり量は食べれない。

その後、ホタルイカミュージアムで半日を過ごす。いやー、どんだけホタルイカが好きなんでしょう。

ファミリー中華でご飯の後、みぞれ交じりの雨が降る公演でひと暴れ。日が暮れて時間切れ。からのスーパー銭湯。
そしていよいよ、今回のメインイベントのホタルイカ漁観光船。

午前2時に、またホタルイカミュージアムに集合。残念ながら荒天のため、観光船は欠航。代わりにホタルイカミュージアムでの発光ショー(昼も観た)と、ホタルイカの水揚げ見学ができると。無料。
外国人の観光客もいっぱい。たくさんある日本の観光資源の中から、どうやってホタルイカにたどり着いたのだろう。英語の案内が少なすぎる中でしたが、だれも文句も言わず、むしろ情報の少なさを楽しんでいるようにも見えました。さすが、こんなところに流れ着いただけある。「ぼくが通訳をかって出てやる」ということもできるのだけど、英語ができるのと、積極的にコミュニケーションを取りに行くのが好きというのは別物。頭の中で翻訳だけして終わってました。
夜中の3時のホタルイカ発光ショーは、スタッフさんの、より本音ベースの解説。そして、なにより、深夜のミュージアムの特別な雰囲気に、みなさんうっとりしていたようです。
ホタルイカの水揚げ見学は4時前になりました。
全身、スキーをするような恰好を準備しておいて正解。それでも寒かったなあ。
船、漁師さん、カモメ、水揚げされたホタルイカ。いつの時代の風景かわからないような錯覚に。
観光船に乗れなかったのは残念だけど、観光船に乗れていたら出会えなかった体験ができたんだな。朝5時にミュージアムを閉める。気持ちの良いスタッフさんにも感謝。