あれは、何年前の冬の事だったのか忘れてしまったけど、瀬戸信之さんのバンドで東北の仮設住宅周りをしていた時。宮城と岩手の県境。岩手側にあった宿泊拠点。廃校を改装した研修施設に、花巻からわざわざ会いに来てくれた方あり。その後も交流が続き、今年の初めには名古屋までレッスンを受けに来てくれて。そして、来年の1月末にその方たちが在籍するバンドがバンドとしてチューバマンショーを呼んでくれることになりました。その前段として、マネージャーでありますわたしが、様子を見に行くということとなりました。
名古屋から花巻は、セントレアからは便が出ておらず、小牧空港からのFDAのみ利用可能。最近はすっかりセントレアばかり使っておりますが、実は、小牧空港の方が自宅からはアクセスが良く。アメリカ留学時代には、まだセントレアって無かったので、小牧空港はいろんな思い出が詰まっているのですよ。初めてのFDAの利用、ちょっと不安がありましたが、むしろいつも使っているANAより丁寧だったなあ。偏見を持ってたなあ。
花巻空港のターンテーブルでは、盛岡冷麺が回っておりました。ペンギンが回ってたのは、旭川だっけ?名古屋、もっと頑張れ!
フェリオブラスの方々にお迎えいただきまして、まずは、宮沢賢治記念館へ。あぁそうか。そういう土地だったのか、またお邪魔するまでに今からでも読み直しておこう。宮沢賢治に似た思想の持主、近くにいるぞ。
からの、不意打ちのわんこそば!初めて!心の準備できてない!ぼくは身体の動きにも声にも思い切りがないので、ぜったいにわんこストップできない!
連れてきていただいたのは、そういうお店でなくゆっくり食べられるところだそうです。「あ、じゃあ自分でおかわりするのかな」と思ったらそういうわけでもなく、ちゃんと給仕してくれるおばちゃんがいて、食べ方やルールを説明してくれるのでした。ああ、蕎麦食べるのに、こんなに複雑な決まり事があるなんて。半分、遊びみたいなものだろうとタカをくくっていたのだけど、とても美味しくてびっくり。煮干しの出汁は甘くない。杯数を稼ぐには、出汁は飲まずにバケツに捨てるというのだけど、それは無理だな。全部すするな。なんだか全てが新鮮で。
ゆっくり食べられるお店だったけれど、お椀に蓋をするまでお代わりが出てくるというルールは同じで。おばちゃんがあっちへ行った隙に蓋をしてしまった。蓋をすると「あぁ。。」と残念がるのが、おばちゃんのお仕事のようで、それを面と向かってやらずに、だまし討ちにしてしまったような気分になってしまった。ごめんおばちゃん。今度は真剣勝負するよ。
ぼく的にはディズニーランドより楽しい。(修学旅行で一回しか行ったことないけど)わんこそばでした。もらったエプロンが愛おしくてしょうがない。
そして、いよいよお仕事。花巻の学生さん対象のレッスン。こちらはちゃんと真剣勝負できました。楽しかったな。
からの、ラジオ収録。エフエム岩手の「BRA-BAN!」という名物番組。パーソナリティのみょんちゃんとお近づきになれました。放送はコンサートの告知も兼ねて。来年だそうです。
かーらーのー!晩御飯は焼肉へ。焼肉かーと思っていたら岩手では焼肉と言えば冷麺ということでした。そうか。冷麺屋さんというのは無いのか。
朝から、懐かしい、嬉しい、楽しい、びっくりなど、ポジティブな感情表現が一通り凝縮された一日でした。