名芸バリチューコンサート

学生の数が少なかったり、コロナが始まってしまったりで、実に9年ぶりの開催になるんだそう。

ぼくが赴任したのが5年前なので、もっとそれよりもずっと長い間、コンサートができなかったということです。

午前中、大学でリハーサルをして、チューバの男子学生を車に乗せて熱田文化小劇場まで移動するのだけど、どこかで昼ごはんを取らないといけない。

チューバの男子学生4人と昼ごはんなんて、なんて楽しいんでしょう。きっとみんなバカスカ食べるんだろうな。揚げ物ばかり頼むんだろうな。肉ばかり食べるんだろうな。とはいえ、あまり時間がない中なので、チェーンの定食屋へ入る。学生に釣られてというわけではないけど、カレーの大盛りを注文してしまった。ああ、楽しい。

会場に入って、受付を設営したり、チラシの折り込みをしたり。学生のコンサートでなく、ものすごい数のチラシが挟み込まれるコンサートでは、基本的にチラシを持ってきた人が挟み込みをするので、チラシを持ってきた自分も手伝うのです。音楽事務所が絡んでいたりすると、このチラシの挟み込みのプロみたいな人がものすごい殺気を発しながら怒濤の如く捲し立ててきたりするので怖い。苦手だ。今日は、基本的にチラシ挟み込みの素人ばかりなので、ほんわかしている。ここで、実社会のチラシ挟み込みを教えるつもりは、ない。

物陰に隠れて入場者を観察する

バリチューのコンサートと一言で言っても編成が様々なので、各団体ごとにしっかりとサウンドチェックをする。ベルの向き、配置の工夫に時間をかける。この点での妥協はしない。

今回のコンサートは教員は、後半に補助的に出るだけなので、基本的にリラックスしている。開場したら、ロビーに出て行って、いろんな人に挨拶をした。ぼくは違う大学の出身なので、そうでもないのだけど、他の先生方は、歴代の先輩後輩さんに久しぶりに会えているようで、とても喜んでいる。



開演前のブザーを「なんかして」と言われたので、急遽、仕込む。ちょっとハードル高いくらい、失敗するくらいが思い出作り的には良い。

終演後、金山駅にて打ち上げ。注文しすぎる男子学生!いいぞ!