今池の梅雨空をぶっ飛ばせ!


みそガンボのライブ、対バンしてくれるのは、同じくアメリカンルーツ音楽を愛するレイジーボーンズ楽団。
つるのりさんにて。

わたしら、リハとかしませんから。セッティングだけして、ちゃーっと遊びに出かけました。
レイジーボーンズ楽団のゆったりまったりした演奏を楽しんで、みそガンボへ。京都公演で味をしめました。あるものは何でも使うということで、対バン空いてのメンバーを次々とサプライズゲストとして指名して無茶ぶりをして盛り上げました。たつき君が楽器持たずに出てきたのは笑った。あなたも演奏するんですよ。

ホテル自主隔離デイズ

週の中頃にすぐ目の前の実家の母がコロナに感染してしまった。ただ症状は軽くなんでも自分でやる人なので、直接看病に行くことはなかった。週末に恐れていたことが。父が発症して発熱して歩けなくなってしまったので、入院することになった。そのお世話を朝からいろいろとしていた。直接、介助もしたし同じ空間にずっと一緒にいたので、これは自分も感染しているだろうということで、病院から家に帰らず、そのまま自主的にホテル隔離することにした。道すがら、身の回りのものや着替えなどを購入して。ホテルに2日間いて、「よーし!大丈夫!帰るぞ」と思ったその3日目の朝、喉の痛みが。。。母と実家で療養することになりました。ひたすら寝てました。

FU-CHING-GIDO Sleeping Giant Tour 2023

チューバとドラムという異色のデュオ、ふーちんギドと、空五郎とぼくのデュオの対バン企画をトクゾーにて。ふーちんギドは、むっちゃくちゃ鋭いパンク?をものすごい笑顔でやる、狂ったユニットで数年前にも対バンさせていただきました。前回も今回もチューバ繋がり企画ということで、チューバを吹くなんか変な人と認識されていて嬉しいです。出番が先だったので、空五郎くんのステージのあと、ゆっくりしっかり呑みながらふーちんギドを堪能しました。自分の出番が終わっちゃって吞みながら、人のライブを見る機会ってそんなにないので楽しかった。もっとお話ししたかったのだけど、名鉄津島線の終電が~。。。

CHIZ×オトのハ 横浜公演

本日の公演は、オトのハさんがホームにしているシャンソン!のお店。
昼間、鬼頭さんから遊びましょうとお誘いあり。

これまたディープなエリアを散策した後、野毛でご飯。観光地は行かない。
良さそうな中華料理屋の軒先でご飯を食べていると、目の前に救急車がやってきて、中から人が運び出されてきた。怪我とかでなく、急性アルコール中毒のようだ。後に、このエピソードを野毛在住のオトのハのドラマーさんに話したら、全く驚かず「そんなもんですよ」みたいな顔をしていておもろかった。

Chat Noirさんに入る。シャンソンのお店とは言うけれど、どうやら随分間口が広く、いろんなジャンルの音楽をやっているっぽい。そうでないと、オトのハさんみたいなグループ育たないよねと納得。サウンドチェックにやや手間取るも、皆でアイデア出し合って、なんとかなりました。お互い、気持ちのこもったステージだったのではないでしょうか。嬉しくて感謝でいっぱいで。共演曲も2曲!できました。

終演後は、オトのハさんおススメのお洒落なバーで打ち上げ。
1次会で切り上げましたが、鬼頭さんは朝まで楽しくやっていたようで良かった良かった。
また、オトのハさんとはぜひ対バンやりたいなー。

CHIZ×オトのハ 東京公演

新東名ができてから、ほんとに移動が楽になりました。
朝9時に集合して、名古屋を出るのが10時というのは、一昔前からしたらものすごく楽!
近藤君が多少遅れてきても問題ナシ!
今回は、小田さんと近藤君と東京に向かいます。
車内では、それぞれが最近面白いと思ってる音楽を順番に流してワイワイとやりました。
チェルシー(飴)の歴代のCMソングとか。ブルガリア民謡とか。人の好きな音楽を聴くの、楽しい。

東京に到着して会場の楽やへ。ものすごーく昔(たぶん10年くらい前)に一度出させてもらったことがあります。さすがに、ぜんぜん覚えていなかった。機材を降ろしてクルマを駐車場へ回したのだけど、一通が込み入ったエリアで100m先の駐車場になかなかたどり着けなかった。けど、大人になってから迷うのも楽しい。

今回のライブはオトのハさんとの対バンです。何度かライブを見に来てくれていて、嬉しいことに対バン企画を申し出てくれたのです。ピアノ、マリンバ、ドラム、バスクラとCHIZに負けず劣らずなかなかマニアックな編成です。

今回は、なんと鬼頭さんとオトのハさんがコラボのための曲を書いてきました。盛り上がるねー。リハーサルがバタついて(セッティングややこしいからね)、今日は1曲のみという選択。こういう判断も大事。

超満員のお客様。まずはオトのハさんの演奏ですが、ステージ脇で見てました。とてもかっちょ良いんだけど、ちょいちょい変な要素が入っているのがとても好き。リズム感が安定していてそれでいてぐいぐい流れていて。

終演後は、近藤君に運転を任せて、横浜まで移動。お昼の時間、ゆっくりできるように連泊にしました。

「そうか、横浜にもこういうところがあったか。」というようなものすごくディープなところにきてしまった。路面のコインパーキングに駐車するのを躊躇するような。。。

アメリカから帰ってきたチューバマンショー

つい先日まで同じ部屋で一週間一緒に過ごしていたチューバマンが名古屋にやってきました。
今月の月例ライブは、アメリカから帰ってきたチューバマンショーということで、帰国の報告の意味も兼ねて。アメリカで出してきた絵葉書より先に。

開演前には、タブレットで写真をスライドショーとして流しておきました。
iPadの中の楽譜は、アメリカで演奏してきたときのまま。そのままやりました。
買ってきた、豚の皮を揚げた「臭スナック」をふるまったりして。

Jason Robinson and Eric Hofbauer Japan Tour

帰国して一発目のライブがなんやとは、我ながらイカしてるぜ!一度、芸術文化センターでご一緒させていただいたパーカッション奏者のマルコス•フェルナンデスさんからお声かけいただきました。その時はあんまりおしゃべりさせていただいておらず、今回、あれ?アメリカにいたの?とかUNTなの?とか英語できるの?とか、盛り上がりました。Jason Robinson and Eric Hofbauer のお2人は、亡くなった友人の作品を演奏しているそうです。とても複雑で奇麗でとても良かった。ぷよさんも含めたフリージャズセッションで終了。これは楽しかったなあ。終演後、名古屋駅のホテルまでクルマで送っていく。往路は名古屋駅からタクシーで御器所まで来たんですって!とても喜んでいただけたけど、まだ気持ちが残っている英語での車内の会話が楽しかった。

ITEC2023@アリゾナ州立大学7/7

朝4時半に目が覚めて、初めて!湯船に浸かって目を覚ます。5:30のホテルのシャトルバスの乗り場に5:10に待機しました。「早すぎるでしょ」と思ったけど、5:30になったら定員ギリギリの人数のグループがやってきて、これは危なかったかもしれない。

起きれましたのポーズ

空港に着いて早速チューバマンとは違うターミナルへ。ここでさようならね。さよならチューバマン。

シアトルまでのアラスカ航空チェックインカウンターには長い列。15分ほど待ちました。
楽器とスーツケースを預ける。これは名古屋までいくからね。と言われるも信じられなかったので、再度「これは、まっすぐ名古屋まで行くの?」と確認。「まっすぐ名古屋までだよ」
と言われ信じる。

あっけなく出国手続きをして、シアトルへ。
シアトルの空港は、ターミナルごとに巡回モノレールがあって、違うターミナルへ行くには、モノレールを乗り継がないといけないという、初心者にはとても難しいシステムでありました。



シアトルでお昼ご飯。ポテトとソーセージハンバーガー。もうこーゆーお食事もこれで最後です。ビールも飲んだ。



なんとか帰りの便も呑んで寝て帰りたいのだけど、お店でたくさん呑む余裕はナシ。そのあたりをウロウロすると免税店で小さなボトルウィスキーを売っているのを発見、レジへ持っていくと「ターミナル内や機内では飲めません。飛行機を降りたところでのお渡しです」と言われ、これは完敗。だめだ。と諦める。

機内で、どれが一番眠れるだろうなどと思いながらハイボールをいただきました。
ちょっと寝ては起きてを繰り返して、羽田に到着。ほら、荷物をピックアップして預けなおすって言ってるじゃないですか。羽田の入国審査は、旅行の目的はなんですか?「音楽のカンファレンスへの出席です」それはなんですか?と楽器のフライトケースをさされ「楽器です」と答えただけ。楽器出したり見せたりしたかったなあ。



羽田でもターミナルの移動がありました。なになに、バスで移動ですかとバス乗り場にいくと、モノレールがあると表示があるじゃないですが。気分はもうすっかりハイカラなので、3階のモノレールに行くじゃないですか。そうすると、有料って書いてあるじゃないですか。アメリカの空港ではお金なんて払わないわよ!と怒りつつ、バス乗り場に行くじゃないですか。それは空港リムジンバス乗り場で、無料のターミナル間のバスは違うところじゃないですか。

そんなこんなでこれまた右往左往しながら、なんとかターミナルを移動しました。成田も羽田もそりゃハブ空港になれませんわなあ。羽田空港で、ようやくホッとして乾杯!ぐっすり寝てセントレアまで飛びました。セントレアで楽器と荷物をピックアップしてモバイルWi-Fiを返却ポストに入れて、あとは名鉄で帰るだけ!

実家の母に迎えに来てもらって、そのまま実家へ。お蕎麦が一袋茹でられて出てきました。ほんとにありがたい。普段なら半分しか食べられないんだけど、なんとか食べられてしまったのは、胃がアメリカサイズになっているんだろう。



おしまい

ITEC2023@アリゾナ州立大学6/7 Day4

果たしてわたくしは、一度もウォームアップセッション行きませんでした!無理!

11時過ぎの昨日、共演したバーズビック氏のリサイタルから参戦!ここまでいろんなイベントがありましたが、満席、立ち見が出ているのは初めて見た。期待の高さが解ります。バーズビック氏登場とともに雄叫びのような歓声と拍手が。もうすごかったなこれ。ぼくはこういう風に純粋に音楽を楽しめているだろうか。

二人目登場してほどなくして、中座。そう、チューバマンショーはお昼のランチタイムの本番があるのです。屋外で!この大会を通して、屋外で演奏するのはわたしたちだけです。

はじめは他のグループ含め屋外での演奏がセットされていました。ところが途中で「天候が暑すぎるかもしれないので、夜の部分に詰め込むことにしました」みたいな連絡がきたので「外でもできますわョわたしたち」と、根性を見せたら、そのまま演奏の枠を残してくれたのです。

どこでやるんだろ?とウロウロしていたら、中庭にテントが設営されているのを発見。配信機材や記録用カメラをセッティングしていると、昨日、ノリノリで見てくれた学生さんが集まってきてくれた。

そして、ノーステキサス大学の学生さん2人も楽器を持って。もし良かったら一緒に数曲演奏してくれたら嬉しいんだけど。みたいにお誘いしていたのです。返事がなかったので、「あ、無視されちゃったかな」と思っていたのでとても嬉しかった。日本人が丁寧に返信する感覚とちょっと違いますわな。建物の中で開催されているコンサートが終わるのを待って演奏開始。なんか、こちらの方が本分みたいなものなので、昨日よりブリブリ吹くことができました。音を聞きつけて遠くから来てくれる人も。CDも全部売れました。

ノーステキサス大学の学生さんと一緒に演奏したのは、ぼくがチューババレンタインのために残してきた楽譜。まだ演奏してくれてるっていうので、これならリハーサルなしでいけるかなと。そんな思い出話なんかもしながら。終演して片づけていましたら、昨日、ジャズコンサートをしていたGailがどこからともなく表れて、暑いからあっちの建物の陰で聴いてたけど!とても良かったよ。あの曲のあのメロディが!みたいにフレンドリーに話しかけてきてくれて。サイコーの気分でした。

ジャパンの山口、九州の若者のグループ、海響ベーストライブの演奏を聴きに。ちょっと早く会場に入ると、リーダーの弘中くんが、MCの練習をしていて。こちら、丁寧に決まったことをおしゃべりするタイプです。ジャパン人のMCにもいろいろありましたね。チューバマンショーが唯一でたらめでストリート感がありました。良いのではないでしょうか。若い人にも「いろんな人がいるんですね」みたいに思ってもらえたのはないでしょうか。

曲も表情もさわやか!この中の数人が飛行機乗り遅れ事件になるとはこの時は誰も予想しておりません。
Origamiのみなさんと。岩満君は終始、忙しそうにしておりあまり出会わなかった。

4時ころ、まだイベントは続いていたけども、チューバマンとわたしは会場をあとにして、お土産屋さんへ。わたしたちには、アメリカからJAPANに絵葉書を出すという使命があるのです。うっかりもう郵便局の営業時間過ぎてます。ハガキはドラッグストアで買いました。切手は?どうやらドラッグストアで買えるみたい。いくら分必要?そんなことを、ちまちま調べて30分くらいかけて必要な分を購入。

ホテルに帰って、お手紙タイム。
その後、個人で来ている学生さんを誘って電動スクーターの会。グループで来ている人を誘うと迷惑かけちゃうので、個人行動している人だけ。「実は乗ってみたかったんです」と。そう。初めての外国でこういうことになかなか踏み出せないでしょう。しばらく、みんなで交代に乗って遊びました。

からの!まだ終わらなくて、ジャムセッションへ突入!20時から22時!ぼくはやっとセッションに参加できるので(デビューを果たしたので)張り切って会場に参りましたら、ホストのゲイルが困り顔で電話中。
どうやら、バックバンドがいないらしい。昨日までは22時~24時という設定だったので、時間を勘違いしているのではないかということ。

みんなでどうしようどうしよう。と困っていたところ、とある女性チューバ奏者さんが楽器をだして、ホレ!わたしが伴奏してあげるから、さっさと楽器をだしなさいこの腰抜けども!みたいな感じで楽器をブッカブカ吹き出しました。ジャズのひとではないということで、簡単なブルースみたいなものばかりだったけど、これで会場が明るくなりました。

そこへ「ごめん!ごめん!すまん!」みたいな感じでリズムセクションが登場。
予定を1時間後ろ倒しにしてジャムセッションが本格的に始まりました。

ごきげんのゲイルがステージのヘリに座り、みんなここに座れと。なぜかホーン隊が横並びになって。床にふんぞり返って演奏したらみんなそれを真似しだしたりして。踊りだしてケツ振りダンスしたり。さいっこーのジャムセッション。ジャズをぜんぜんやらない、学生さんも参加して。このゲイルの寛大さにホレた。参加した学生さんも嬉しそうで。

かくしてサイコーの夜となりました。さて、明日は4時半起きなのだけど、酒を買いに出るわたしたち。「蒸留酒だとアレだからワインくらいにしておこうか。」と、一応見せた、大人の分別。