星ノ飛ブ夜×テルキーミサキー

ついに、この日がやってきました。
上々颱風の西川さんとのライブ!きゃーこんな日が来るなんて!

いかにして、上々颱風が自分のライブスタイルを変えたかということを、さんざん喋ってきたのだけど、伝わっていない気がするので、ここに書く。

アメリカから帰ってきて、ジャズミュージシャンとして活動していたぼくは、他の所謂ジャズミュージシャンと同じように、黒い服を着て、ジャズスタンダードをたくさん演奏していた。オリジナル曲も書いてはいたけど「お客さんが知らない曲を演奏してもな。。。」なんて思っていたので、演奏しても1、2曲だったと思う。

ライブの最中に喋るとしても「次の曲『も』みなさまよくご存じのスタンダードナンバーから、枯葉です。もともとはシャンソンの曲でしたが、多くのジャズミュージシャンがとりあげています。」みたいなことを喋るだけ。

今だったら「みなさんがジャズスタンダード曲とは何かというのを知ってるとも思いませんし、知らなくてもいいですし、人の作った曲が出来た所以とか、あんまり興味ありません。」とか言うかもしれないけど。

とまあ、とにかくクール?で暗い店内で演奏していたのです。

これが、にしやんに出会って上々颱風のライブにお誘いいただいたのが、2005年の6月。ここに書いてあるからわかる。http://funkeuph.blog5.fc2.com/blog-entry-62.html


当然、上々颱風は上々颱風のオリジナル曲をやるわけです。当たり前。ぼくはほとんど曲を知らなかったのだけど、そこにいた全て(と言っていいでしょう)のお客さんが、上々颱風の曲を知っていて、楽しそうに唄っている。コール&レスポンスも完璧だ。そして、ライブが終わるとみんな酒瓶を手にしてステージに駆け寄る。そして、ステージの前方は酒瓶だらけに。

こんなライブを見たのは初めて。ここで思っちゃったわけです。
「みんなの知ってる曲を演奏するのが良いんじゃなくて、自分の曲がみんなの知ってる曲になれば良いんだな」と。

客席を巻き込んだトークも最高だった。

と、これを機にオリジナル曲を楽しく演奏するというライブスタイルに変わったのでした。

その西川さんとご一緒させていただけるなんて。
パーカッションのまりさんは、ライブで何度もご一緒させていただいてる。そして、ギターのアキさんも、9年前?のレコーディングでご一緒させていただいている。こんなご縁があるなんて。

テルキーミサキーは、いつもチューバなんだけど、どうしても星ノ飛ブ夜の楽曲は、ユーフォも使いたいなあと思い、クルマで行くことに。お酒が呑みたくなったら、クルマを置いて帰ってこようという作戦。

お久しぶりの大須モノコトに入って、岬ちゃんと軽くリハーサルして。星ノ飛ブ夜さんが入ってきて、4曲リハーサルして。そしたらば!その場で一曲増えました。いつでも誰かが。

昨晩も、今朝も動画見てきましたがな。嬉しいなあ。ぼくがにしやんのパートやるということか。もうサイコーです。

星ノ飛ブ夜を見るワタシ(岬ちゃん盗撮)

西川さんの歌い方、独特だよねえ。他に見たことがない。
ステージ素晴らしかった。

終わってから、乾杯したかったのだけど、どうやら今から台風の影響で天気が崩れるらしいということで、泣く泣く、クルマで帰ることに。