つるのりバンド@ビージェイ

今回のビージェイは、電車で行くことにしました。四日市駅に到着して、あまりに暑いのでアイスを買って歩きながら食べていたら、バンド車に見つかる。

一通りリハーサルをした後、いつもの中華で、みんなで肉団子をつつく。
楽園さんのステージは、店内満員のため、店の外で聴く。ああ、楽しいなあ。
楽園さんに混ざって演奏の時は、みかさんもコーラスで参加。これは新しい。
つるのりバンドの演奏も、もりもりに盛り上がって、マスターまで踊りだしました。
そして、おきゃくさんも一緒に終電で帰る。ドリンクごちそうになってしまった。



楽器を落として保険で直した話

5月4日(水)
昼、一宮市のお祭りでフリューガボーン(ベルカットに改造)を演奏していた。

飛行機に持ち込みできるように2020年3月に改造。ケースは自作。


演奏が終わった後、すぐに移動して別の現場に行かないといけないので、とても慌てていた。
フリューガボーンをケースにしまって、譜面台やらその他もろもろ、荷物を整えてクルマへ向おうと、フリューガボーンケースを持ち上げたところ、ケースの金具が留まっておらず、中身が転がり落ちた。高さにして20センチくらい。

「楽器をケースから落とす」というのは、よく聞く話ではあるけど、自分の身には起こったことがなかった。本体に凹みがあるのを見つけ、大きなショックを受けたものの、次の現場(夜のライブ)へ急行。

現場では、凹んだままの楽器を演奏した。この時は、ベルをつけずに演奏していたので、ベルにも凹みがあり、スクリュー部分に歪みが生じているのに気が付かなかった。

5月5日(木)
改めて凹んだ楽器を見て、落ち込む。ひょっとして一晩寝たら、治ってるかと思ったら、そんなことなかった。泣きそう。修理は必須。

おそらく、ケースの縁に当たった
おそらく、コンクリートのブロックに当たった


5月6日(金)
失意の中ふと、去年の11月からiPad用に携行品保険の保険に入っていたことを思い出す。
楽譜用に使っているiPad Pro。
同じものを持っているとあるバンドメンバーが、屋外のコンサートで落下させて画面がひび割れてしまったのを見て「こここ!これは怖い!」と思い、いろいろと調べた結果
・セゾンカードの保険Super Value Plusお買物安心プラン 充実コース[Y]
というのに加入していた。月額300円の掛け金で、年間最大10万円までの保証が受けられるというもの。詳しくはググってね。

さっそく保険の窓口に連絡すると、損害の日時、状況、楽器の状態などの軽い聴取があった。10分くらいだったろうか。「週明けにLINEを通じて担当者から連絡が行きます」とのことで、眠れぬ週末を過ごす。(ウソ)

5月9日(月)
担当さんとLINEを通じてのやりとりがスタート。電話で喋った内容が、しっかりと伝わっていて好印象。とても親切。
<確認内容>
①破損品を落とした日付と時間帯
②破損品を落とした場所
③破損品を落とした経緯
④破損状態(文章での説明が難しい場合には、画像を送信いただきますと幸いです。)
⑤破損品の詳細
(所有者、メーカー、購入時期、購入金額、購入事実立証資料の有無、過去修理歴、保険加入のクレジットカード購入品であるか、他社の補償の有無など)
⑥破損品の修理状況について
(見積書取得済。修理済など)
⑦付属品の有無・損害の有無・請求予定
⑧上記⑦で請求予定有の場合、損害のあった付属品の購入時期と購入金額

以上。
困ったのは⑤の購入事実立証資料(購入時期や金額が確認取れるもの)

無い。「お店に購入の履歴が残っていないか確認できないか」と問われた。
もともと、2007年に、名古屋市の大須という街の中古楽器店で12万円で購入していた楽器なのだけれど、そのお店は現在、管楽器の取り扱いをしていないし、移転を繰り返しているので「不可能だと思います」と伝えた。
↓購入当日のブログ(ずっと書いていて良かった)
http://funkeuph.blog5.fc2.com/blog-entry-934.html

この点については「販売店でもネットでも良いので、実際の販売価格の証明ができるようなもの、HPのスクショでも良い」ということになった。
もう生産中止になっている楽器なので、中古楽器販売サイトで、同じくらいの値段で取引されていたものを見つけてスクショした。

担当の方の話によると「楽器の今の価値は6万円くらいであると思われる。保証金額もその位になると思われる」とのことでした。

気になった点は「その楽器はお仕事で使われたものですか?」との確認があったこと。
細かく説明を受けたのだけど理解できず。結局、保証の対象になるとのこと。この答え方如何によっては保証の対象外になったのだと思う。ゾッとする。

改造を施してくれた浜松市の工房に連絡して、楽器を宅急便で送った。
ここまでが5月9日(月)のこと。

その後のやりとりで修理は
①凹出しをするのみコース
②メッキまでかけ直すコース
の2択あるとのこと。
細かい金額は書きませんが、②のコースでもおおまかな保証の金額の範囲内だったので、②にした。

5月20日(金)
工房から、発送の連絡あり。週末は家を空けていたので、翌週に届くように指定してもらっていた。

5月23日(月)
修理された楽器が届く

凹出し、メッキのかけ直しが施されました

状態を確認して、幸せホクホク。

5月24日(火)
工房に「バッチリです!」の報告。
発行してもらった請求書を保険会社にLINEで送信。

5月25日(水)
保険会社から全ての必要事項が揃いましたとの連絡。

6月1日(水)
修理代の入金あり。ただし、免責分の1,000円を差し引いた金額。

6月6日(月)
保険会社から、ハガキで振り込みの案内がくる

以上、楽器を落としてから修理するまででした。
反省点としては、楽器を送った際の宅急便の代金も保証されるということを、後で知ったこと。伝票を紛失しておりました。年間10万円までの保証ということで、ぼくの今年の11月までは、今回の金額が差し引かれた金額しか残っておりません。気をつけましょう。

オマケ。修理して楽器の状態が整ったことで、楽器を落とす前よりも吹き心地が軽くなりました。それなりに歪みとか生じていたのかな。