来年1月に、城北線でCHIZのライブします。
いままで「ワイントレイン」というイベントで何度か演奏させてもらったことがあり、とても楽しかったので、ずっと自分でも企画したいと思っておりました。
この城北線、運行している車両が1両しかなく、勝川と枇杷島を1両の車両が行ったり来たりしているだけで、その運行の間に、貸し切り列車をやっていると、そんなかわいい状況です。
ホームページ見れば乗っているのだけど、AC電源の使用に5千円。テーブルも5千円など、細かくオプションの値段が決まっている中、オリジナルヘッドマーク5千円(使用後はプレゼント)というのがあります。
ギターアンプに電源が必要だから、電源の5千円というのは必要。テーブルは無しでもいいか。などと、いろいろと考えていたのだけど、バッテリーを持ち込めば、電源不要なわけで。これは、なんとかなりそう。この浮いた5千円をヘッドマークに使いましょう。そうしましょう。ということになりました。勝手にそうしました。
デザインの相談にも乗ってくれるそうなのだけど、ここは敢えて、向こうの人にお任せするのが良いのではないだろうか。バンドマンの美的感覚と鉄道の人の感覚は大きく違うような気がする。
ずっと気になっていたことが一つ。城北線の車両は、動力付きのワンマンカー1両編成」。つまり、電車じゃない。ということは、「電車ライブ」とか言えないわけですよ。
一両編成ということは、「列車」ともよべないのではないか。
英語にすると「列車」=「Train」なわけだけど、Trainは、なにも車両だけでなく人間が連なって歩くようなこともTrainと言っていたような気がする。一人では、一両ではTrainじゃないんですよ。多分。
今までやったことのある「ワイントレイン」も、あれは厳密に言うとどうなんでしょう。
というようなことを、ずっと思っていたわけですが、本日、お仕事の関係でJRのエンジニアさんに会いました。新幹線の設計とかやっていた方です。城北線のことを話すと「ああ、あれはうちで整備とかやっている」と、心強いお言葉。さらに、その「列車」と呼んで良いのかということを聞くと「一両でも列車である。そのように仕事で使っている。」との回答をいただきました。
プロのお墨付きをいただいたので、晴れてライブのタイトルに「列車」が使えることとなりました。
さて、ここからが本番。
「列車ライブ」
「ライブ列車」ではつまんないわけですよ。
「CHIZトレイン」もよくわからない。
ずっとサンバを演奏することにして「サンバ列車」なんてのはどうでしょう。
もうちょっと考えましょう。
ヘッドマークのデザインは「CHIZ」の他に「鬼」というのも考えました。鬼頭さんの鬼。車両の前に鬼って書いてあったら楽しいなあ。いや、これは冗談です。