琉球ポリゴンあじくーたーライブ

2019年の秋にCDを作るはずが、度重なる台風の襲来によって、翌年2020年の正月にレコーディングをする羽目になった不運のバンド、琉球ポリゴン、そのままコロナ禍に突入してしまって、再び集まることができておりませんでした。(その後、レコ発ライブを組んだものの、コロナで流れました。でも会場代が一円も返却されない、さらにキャンセル代を請求されたという事態も起こりました。こういうのはぼくはずっと覚えていると思う)

その後、小編成での演奏はしておりましたが、満を持してのホール公演です。しかも沖縄。アキさんのコネクションにより、豪華なゲストが呼ばれ、さらにプロジェクションマッピングも。統括するのは我らがスーパーヒーローの臼井さんです。心強い。文化庁の補助金の申請もやっていただいております。

朝イチで会場入り。リハーサル室で待機していると、続々とメンバー集結。奥村さんは、昨晩、セントレア近くのホテルに泊まって、朝イチ(6時台!)の飛行機でやってきました。ドラムは、急遽、正規メンバーが来れなくなってしまったため、エキストラとして、現地のドラマーさんにお願いしました。キメごとが多い琉球ポリゴンの楽曲をいきなりやるのは、とてもとても大変だと思う。でも、リハーサルが始まると、「コーラスを仕込んできました」と。

信じられない。一通り、楽譜を見るだけでも大変なはずなのに、自分の色をぶっ込むところまでやってくるとは。ぼくなら、ここまで(与えられて課題をこなす以上のこと)できただろうか。「うーん」と唸ってしまった。ぼくも常にこうでなくてはいけない。

沖縄色溢れるケータリングコーナー ハッピーターンも、カントリーマアムもないよ!

琉球ポリゴンは、オオトリだったので、待ち時間は、他の出演の皆さんのステージを見ていました。うちなーぐちで進められるMCや、唄。なーんにも、単語もこれっぽっちも聞き取れないけど、耳には心地よく。舞踊も初めて見たけど、リハーサルの時から3倍大きく見えた身体。すげかった。感激してしまった。自分は常にアイデンティティを沖縄に求めるところがある。「こんなの知らなかった」という発見は、いつも嬉しい。

琉球ポリゴンのステージは、名古屋でいつもやっているように楽しくやらせていただきました。初めて見ていただいた方にも喜んでいただけたのではないかと思う。

終演後、打ち上げは、民謡居酒屋にて。前回、琉球ポリゴンで来た時は、アキさんの沖縄民謡教室の方が、どんどんステージに上がって歌っていらっしゃったので、盛り上げられるように楽器を持っていった。

そして、2次会へ。

朝から晩まで楽しみました。嬉しかった。