音もダチ!ライブ!

マンスリー音もダチ!ライブ!
富安さん、みつひろくんといういつもの顔ぶれに海辺ぴょん吉くん初登場!
先日送った、TS5のジャケットを着てきてくれました。
チューバマンショーマスクを作ってくれている、TS5のファッションショーに出演した時に作ってもらったジャケットなんだけど、ぼくはもうこういうシュッとした服が似合わなくなってしまった。ぴょん吉くん、ばっちり似合っててカッコいい。

オープニングアクトはぴょん吉くん独りから。
送り出す時に「あの。。。ぼくが前説に出てって、ある程度、会場の空気を緩めておこうか?」と気を遣ったのだけど「このバキンバキンの緊張の中、行ってきます。」と出て行きました。富安さんもみつひろくんも「そういうの、必要だよねー」と言っておりました。優しすぎるのもダメですね。

絶対、アルマジロに来てくれるお客さんは、ぴょん吉くんのこと好き。ほとばしってるから好き。結果、そのようになりました。
5月のマンスリーライブにも、登場してくれることになりました!

今回の富安さんのステージは、長年連れ添っている?ぼくも、初めて聴く曲が多かった。
リクエストやら、震災に関する唄とか、戦争に関する唄とか。ステージが始まる前の楽屋にて、ぴょん吉くんと、阪神淡路大震災のことについて語っていたのだけど、そういう流れから曲目を決めたんだろうな。

と、ここで思い出したエピソード一つ。
東北の震災の後に、クラリネット吹き瀬戸信之さんのバンドで、仮設の市場や仮設住宅回りをしていおりました。自己完結できる部隊として誇りをもってやってました。
仮設市場の駐車場で演奏していると、マイクロバスがやってきて、着物姿のおばさま方がゾロゾロと降りてきました。そして、わたしたちに向かって「あら、あなたたちは、ブラスバンドやってるのね。私たちは、創作舞踊で回っているのよ。マイケルジャクソンで踊ってるのよ」とか言うのです。随分と上から目線で軽蔑するような目で。たしかに、みすぼらしい格好してましたが。

真冬の東北で屋外で演奏する楽隊が綺麗な恰好してるわけがない

内心「げげ!それは絶対見たくない!」と思ったのだけど「あれ?自分のやっていることは、このオバハン達と同じなのかな。実は誰も聴きたくないのかな。押し売りしてるのかな。」とショックを受けたのです。

東北から帰って、それこそ半年くらい悩んでいたのを覚えております。
ある日、富安さんにふと「こんなことがあった」というのを話ましたら。

「お前たちは、その場の状況によってやること変えてるんだろ?それができるのがプロで、自分たちが練習してきたことしかできないそのグループとは違うんだから、自信をもってやれ。」

というのが答えでした。これを聞いて、随分と感動して、自分のやっていることに確信を持てたのでした。

今日も、富安さんは、それをやってたんだなということに、随分嬉しくなりましたとさ。